技術士第一次試験 適性科目 R03

問題 12 / 15

出典: 令和3年度技術士第一次試験問題[適性科目]II-12

技術者にとって労働者の安全衛生を確保することは重要な使命の1つである。
労働安全衛生法は「職場における労働者の安全と健康を確保」するとともに、
「快適な職場環境を形成」する目的で制定されたものである。

次に示す安全と衛生に関する(ア)〜(キ)の記述のうち、
適切なものの数を選べ。

(ア)
総合的かつ計画的な安全衛生対策を推進するためには、目的達成の手段方法として
「労働災害防止のための危害防止基準の確立」「責任体制の明確化」
「自主的活動の促進の措置」などがある。

(イ)
労働災害の原因は、設備、原材料、環境などの「不安全な状態」と、
労働者の「不安全な行動」に分けることができ、
災害防止には不安全な状態・不安全な行動を無くす対策を講じることが重要である。

(ウ)
ハインリッヒの法則では、「人間が起こした330件の災害のうち、
1件の重い災害があったとすると、29回の軽傷、傷害のない事故を300回起こしている」とされる。
29の軽傷の要因を無くすことで重い災害を無くすことができる。

(エ)
ヒヤリハット活動は、作業中に「ヒヤっとした」「ハッとした」危険有害情報を活用する災害防止活動である。
情報は、朝礼などの機会に報告するようにし、「情報提供者を責めない」職場ルールでの実施が基本となる。

(オ)
安全の4S活動は、職場の安全と労働者の健康を守り、そして生産性の向上を目指す活動として、
整理(Seiri)、整頓(Seiton)、清掃(Seisou)、しつけ(Shitsuke)がある。

(カ)
安全データシート(SDS:Safety Data Sheet)は、化学物質の危険有害性情報を記載した文書のことであり、
化学物質及び化学物質を含む製品の使用者は、危険有害性を把握し、
リスクアセスメントを実施し、労働者へ周知しなければならない。

(キ)
労働衛生の健康管理とは、労働者の健康状態を把握し管理することで、
事業者には健康診断の実施が義務づけられている。
一定規模以上の事業者は、健康診断の結果を行政機関へ提出しなければならない。

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