技術士第一次試験 専門科目建設部門 R04

問題 15 / 35

出典: 令和4年度技術士第1次試験問題[専門科目建設部門] III-15

都市防災に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

都市防災の計画は地震後に想定される火災などの2次災害から人々を守る避難地、避 難路の整備、火災などの延焼を阻止する遮断機能の強化が中心となっている。
国土交通省が2013年に提示した防災都市づくり計画策定指針では、多様なリスクを 考えるという姿勢で取り組むこと、都市計画の目的として防災を明確に位置付けること、 しっかりとしたリスク評価に基づいて都市づくりを行うこと、こうしたリスクを開示し て自助・共助の力を地域に根付かせること、などがうたわれている。
都市計画法施行令においては、おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図 るべき区域として市街化区域を設定する際、溢水、湛水、津波、高潮等による災害の発 生のおそれのある土地の区域についての基準はない。
2020年には災害ハザードエリアにおける開発抑制が講じられ、災害危険区域などの 災害レッドゾーンでは開発許可が原則禁止され、浸水ハザードエリア等においても住宅 等の開発許可が厳格化され、安全・避難上の対策が許可の条件となった。
立地適正化計画においては、防災を主流化し、災害レッドゾーンを居住誘導区域から 原則除外すること、防災対策・安全確保を定める防災指針を作成することとなった。さ らに、災害ハザードエリアからの移転を促進するための事業も整備された。

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