技術士第一次試験 専門科目応用理学部門 R07

問題 22 / 35

出典: 令和7年度技術士第一次試験問題[専門科目応用理学部門] III-22

同位体地球化学的手法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

3H^3\mathrm{H}β\beta 壊変で生じる 3He^3\mathrm{He} は,大気との接触を断ってからの時間とともに海水に蓄積するため,3H/3He^3\mathrm{H}/^3\mathrm{He} の比を測定することにより水塊の年代が求まる。
14C^{14}\mathrm{C} は,古い地下水の年代測定に適しているが,無機形態の 14C^{14}\mathrm{C} は地化学反応によって値が変化するため,これを補正する必要がある。
宇宙線による大気中の N\mathrm{N}O\mathrm{O} の核破砕反応で生成する 10Be^{10}\mathrm{Be} は,エアロゾル粒子に付着して運ばれ,堆積物の堆積速度を求めるのに使われる。
石灰岩の構成鉱物であるカルサイトに含まれる Cl\mathrm{Cl} に宇宙線が照射して生成する 36Cl^{36}\mathrm{Cl} は,石灰岩の溶食(削剥)速度を見積もるために用いられる。
岩石に含まれるウラン(U\mathrm{U})やトリウム(Th\mathrm{Th})の崩壊によって発生する 4He^4\mathrm{He} は,地下水に蓄積され,地下水の滞留時間の推定に用いられる。

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