技術士第一次試験 専門科目応用理学部門 R07

問題 25 / 35

出典: 令和7年度技術士第一次試験問題[専門科目応用理学部門] III-25

鉱床に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

地殻を構成する岩石の中で、特定の鉱物や化学成分が通常含まれている割合を超えて特に集まっている部分を鉱床という。
正マグマ鉱床とは、地殻の中に貫入したマグマが冷却して火成岩体を形成する際に、クロムや白金などの有用鉱物が比較的早期に結晶して濃集し、火成岩体の下部で生成した鉱床である。
鉄・銅・鉛・亜鉛などの金属成分に富む熱水がマグマから分離して、海底に噴出すると熱水鉱床が形成される。熱水鉱床の1つである黒鉱は東北地方に広く分布する緑色片岩と呼ばれる岩石中に胚胎している。
層状含銅硫化鉄鉱鉱床は、海底火山でできた海洋プレートの上の熱水鉱床が、沈み込み帯で変成作用を受けてできたものである。
花崗岩質マグマが石灰岩などを含む地層に貫入すると、金属成分を含んだ水蒸気や熱水と石灰岩が化学反応を起こし、スカルン鉱物(Ca\mathrm{Ca} を含むケイ酸塩鉱物)を生成する。このようにしてできる鉱床をスカルン鉱床と呼ぶ。

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