技術士第一次試験 専門科目建設部門 R07

問題 9 / 35

出典: 令和7年度技術士第一次試験問題[専門科目建設部門] III-9

鋼橋の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

板厚方向に引張力が作用する部位の溶接部に、板表面と平行に剥離状の割れが生じる溶接欠陥のことをラメラテアという。
溶接補修では、対象となる鋼材の溶接性と、溶接の作業環境に十分に配慮する必要がある。判断を誤ると、溶接割れなどの欠陥が発生し、補修効果が得られないことになる。
疲労とは、時間的に変動する荷重が部材に繰返し作用することによりき裂が発生し、それがさらなる荷重の繰返しによって徐々に進展し、最終的に延性破壊やぜい性破壊につながる破壊現象である。
遅れ破壊とは、高強度鋼に一定の引張負荷を持続的に与えた場合、ある時間経過後に、突然、ぜい性的な破壊が生じる現象であり、例えばF10TやF8Tなど、引張強度がおおむね1000N/mm2以下の摩擦接合用高力ボルトで発生しやすい。
橋の端部は、雨水や土砂の堆積、風通しの悪さなどにより、厳しい腐食環境となりやすい。

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