技術士第一次試験 適性科目 H27
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問題 13 / 15
出典: 平成27年度技術士第一次試験問題[適性科目]II-13事業者にとって,消費者に安全な製品を供給することは重要な責務であるが,製品事故等の発生を完全にゼロにすることは極めて困難なため,事故の発生又は兆候を発見した段階で,適正な届出と回収・修理などのリコールを自主的に実施することが求められている。また,特に消費者に対して人的危害が発生・拡大する可能性があることに気付きながら適切なリコール等の対応をせず,重大な被害を起こしてしまった場合には,行政処分の対象となるばかりではなく,損害賠償責任や刑事責任に発展する場合もあり,その責任は製造事業者や輸入事業者についてはもちろんのこと,販売・流通事業者,設置・修理事業者等も該当する場合がある。よって迅速かつ的確にリコールを実施することは,ますます重要になっており消費者をはじめ社会全体から事業者に対する評価を維持・向上することにもつながっている。リコールに関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
①製品設計の欠陥により製品事故が発生した場合だけでなく,製品の経年劣化によって重大事故が発生した場合であっても,リコール回収の対象になり得る。
②自動車や家電製品などとは異なり,医薬品は法律に基づいて品質管理がなされているので,リコール回収の対象とはならない。
③リコール対象製品が追跡可能で,すべての対象製品を回収することができた場合であっても,事業者は関係行政機関等へリコールの報告を行う必要がある。
④製品欠陥による事故のおそれだけでなく,製品の表示内容の誤りであってもリコール回収の対象となり得る。
⑤製造事業者が,法律に基づいてリコール回収を行ったからといって,直ちに製造物責任法(PL法)の責任を負うとは限らない。
