試験

問題 35 / 35

出典: 平成24年度技術士第一次試験問題[専門科目機械部門] IV-35

圧力こう配のない空気の一様流中で流れに平行に置かれた半無限平板上に発達する境界層において,誤っているものを次の中から選べ。ただし,xは平板先端からの距離であり,空気はxの正方向に流れている。また,流れ方向速度をU,動粘性係数をνとする。

境界層の厚さは,速度が一様流の89 %に達する位置で定義される。
境界層の特性を表現するために,粘性作用による流量の欠損を表す排除厚さや運動量の欠損を表す運動量厚さが用いられる。
平板の前縁から発達する層流境界層では,その厚さδが近似的にδ5νxU\delta\approx5\sqrt{\frac{\nu x}{U}}と表される。
下流にいくに従い境界層は次第に厚くなり,臨界レイノルズ数を超えると流れは乱流状態となり,乱流境界層となる。
乱流境界層内には壁面の影響が著しい壁領域(内層)があり,内層はさらに3つの領域から成り,壁面側から粘性底層,遷移域(バッファー域),対数則域と呼ばれる。

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