技術士第一次試験 専門科目機械部門 R04

問題 35 / 35

出典: 令和4年度技術士第一次試験問題[専門科目機械部門] III-35

圧力勾配のない空気の一様流中で,流れに平行に置かれた半無限平板上に発達する境界層に関する次の記述のうち,不適切なものはどれか。

境界層の特性を表現するために,粘性作用による流量の欠損を表す排除厚さや運動量の欠損を表す運動量厚さが用いられる。
平板の前縁から発達する層流境界層では,その厚さδが近似的にδ5.0νx/U\delta\approx5.0\sqrt{\nu x/U}と表される。ただし,xは平板先端からの距離であり,空気はxの正方向に流れている。また,流れ方向速度をU,動粘性係数をνとする。
層流境界層は,平板に沿った流れ方向に次第に厚くなり,臨界レイノルズ数を超えると,乱流境界層となる。
乱流境界層内には壁面の影響が著しい壁領域(内層)があり,内層はさらに3つの領域から成り,壁面側から粘性底層,緩和層(バッファー層),対数層(対数領域)と呼ばれる。
境界層の厚さは,速度が一様流の90%に達する位置で定義される。

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